研ぎ出しとは?コラム
研ぎ出しとは?テラゾーとの違いや特徴を解説
研ぎ出しとは、セメントや左官材料に骨材(石やガラスなど)を混ぜて施工し、表面を研磨することで骨材を浮かび上がらせる仕上げ方法です。
近年は「テラゾー」と呼ばれる仕上げが注目されていますが、日本では古くから寺院や公共施設などにも用いられてきた伝統的な左官技法のひとつです。
本記事では、研ぎ出しの特徴やテラゾーとの違いについてご紹介します。
研ぎ出しとは?
研ぎ出しとは、骨材を混ぜた材料を塗り付けた後、表面を研磨して仕上げる左官技法です。
施工後に表面を削り出すことで、内部に含まれる石やガラスなどの骨材が現れ、独特の表情を生み出します。
骨材の種類や色、研磨の方法によって仕上がりは大きく変化し、一つとして同じ表情にならないことも魅力です。

研ぎ出しの特徴
1. 高級感のある質感
研磨された表面は滑らかで、石材のような重厚感を持ちながらも、左官ならではの柔らかい印象があります。
光の当たり方によって骨材がさりげなく表情を変え、空間に奥行きを与えます。
2. オリジナルデザインが可能
骨材や色を自由に選べるため、空間に合わせたオリジナルデザインが可能です。
例えば、
- 白系でまとめたホテル空間
- ピンク系のカフェカウンター
- 黒を基調とした店舗内装
など、空間コンセプトに合わせた素材提案ができます。

3. 壁・床・家具まで施工可能
研ぎ出しは床だけでなく、
- 壁
- カウンター
- テーブル
- 洗面
- 什器
など様々な場所へ施工できます。
同じ素材で空間全体を仕上げることで、統一感のあるデザインを実現できます。

テラゾーとの違い
近年よく耳にする「テラゾー」も、骨材を使用した仕上げです。
広い意味では、研ぎ出しもテラゾーの一種と考えることができます。
一般的には、テラゾーはイタリア発祥の技法で、大きな骨材を使用した大胆なデザインが特徴です。
一方、日本の研ぎ出しは、細かな骨材による繊細な表情や職人の手仕事による質感が特徴とされています。
| 項目 | テラゾー | 研ぎ出し |
| 発祥 | イタリア | 日本 |
| 主な施工方法 | 工場製品・板材が多い | 現場施工が多い |
| 骨材表現 | 大きな骨材が多い | 細かな骨材が多い |
| デザイン | 均一でシャープ | 手仕事による表情 |
| 特徴 | デザイン性・高級感 | 素材感・自然な風合い |
| 自由度 | △ | ◎ |
ただし近年では、テラゾーと研ぎ出しの境界は曖昧になりつつあります。
BELLISSIの「TOGiDASHI」では、伝統的な研ぎ出しのような細かな骨材表現から、
テラゾー調の大きな骨材を使用したデザインまで対応可能です。
骨材のサイズや種類、カラーを自由に組み合わせることで、
空間コンセプトに合わせたオリジナルデザインを実現できます。
TOGiDASHIについて
BELLISSIのTOGiDASHIは、日本国内で開発されたテラゾー調研ぎ出し左官材料です。
標準パターンでは細かな骨材を使用した繊細なデザインを中心に展開していますが、
テラゾー調の大きな骨材や色ガラスを使用したオリジナル仕上げにも対応しています。
また、床・壁・カウンター・家具など幅広い用途へ施工可能で、設計者の意図に合わせたカラーや骨材の調整も行えます。
さらに、国内生産のため輸入材料と比較して納期や供給面が安定しており、コスト面でもメリットがあります。
施工業者様向け
TOGiDASHIは認定施工店のみ、材料の購入及び施工が可能です。
詳しくは下記からごらんください。
まとめ
研ぎ出しは、骨材の表情を活かした日本の伝統的な左官仕上げです。
石材のような重厚感と、左官ならではの自由な表現を兼ね備えており、店舗・住宅・ホテルなど様々な空間で採用されています。
また近年注目されているテラゾーも、広い意味では研ぎ出しの一種と考えることができ、現代では両者の境界は少しずつ曖昧になっています。
BELLISSIの「TOGiDASHI」では、伝統的な研ぎ出しのような繊細な表情から、テラゾー調の大胆なデザインまで対応可能です。
壁・床・カウンター・家具など、空間全体を一つの素材で統一することもできるため、設計意図に合わせたオリジナルの空間づくりを実現できます。
空間の印象を決める「面の質」にこだわりたい方は、ぜひ「TOGiDASHI」いう選択肢を検討してみてください。




